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利回りより安定性 人気優待系YouTuberの投資戦略
スゴ腕優待投資家の2021年の稼ぎ方(中)

株式投資
株主優待
日経マネー
マネーのまなび
2021/2/10 2:00
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2月、3月は株主優待の権利取りラッシュのシーズンだが、今年はコロナ禍の影響を受けている企業が少なくない。逆風が吹く中、優待株投資の経験が豊富な個人投資家は、どのような戦略で相場に臨んでいるのか。ベテラン優待投資家の銘柄選びや売買戦略を紹介する「スゴ腕優待投資家の2021年の稼ぎ方」。2回目に登場するのは、株主優待系ユーチューバーとして知られる会社員投資家のわっけさん(ハンドルネーム)だ。

高利回り株長期保有の戦略をコロナ禍で変更

ユーチューブチャンネル「株主優待と配当大好きわっけ」を運営する兼業投資家のわっけさん。注目優待株を業績やテクニカルの側面から丁寧に分析していくスタイルはスゴ腕投資家からの評価も高く、チャンネル登録者は約3万9000人(2月9日時点)を数える。銘柄分析力に定評があるわっけさんだが、「優待銘柄に対するスタンスはコロナ禍を受けて大きく変えた」と明かす。

コロナ禍までは「高い優待利回り株を長期保有していれば十分と考えていた」。保有銘柄の多くは、チャンネル視聴者の人気が高い外食産業の銘柄。ただ、コロナ禍で月次売上高が急激に落ち込むのを見る中、「2020年4~5月にかけ、ワタミなど居酒屋関連株を中心に売った」と話す。同じく客足が落ち込んでいたAOKIホールディングスなどのアパレル株も売却。ポートフォリオをかなり整理したという。

株価の急落でこうした銘柄の優待利回りは上昇しており、割安感は強まっているようにも見える。だがわっけさんは、業績面で成長性を感じさせる銘柄以外は監視対象からも外した。「優待の廃止・改悪リスクがある中、割安感だけでこうした銘柄を買うのはリスク」とみるからだ。わっけさんは動画内でも、優待廃止・改悪リスクについて注意するよう呼び掛けている。

先行きを見通せないから「守り」を固める

リスクの高い銘柄を手放す一方で、KDDI沖縄セルラー電話といった通信株を買い増した。こうした社会インフラ銘柄は、景気悪化局面でも増配を続けており、優待廃止・改悪リスクも非常に小さいとみている。わっけさんは「先行きが不透明な中で、優待投資でも安定性を重視するようになった」と話す。

テレワークや給付金による特需が見込めそうなケーズホールディングスなどの家電量販店株も買い増した。「月次から見て上振れ余地がある。増配を発表していない点も、今後の伸びしろとして期待できる」という理由からだ。

21年も優待や配当の安定性を重視したいとわっけさんは話す。保有資産の一部は、分配金が安定している物流型のREIT(不動産投資信託)やインフラファンドに振り向ける考えだ。コロナ禍の長期化をにらみ、巣ごもり関連の優待銘柄にも着目している。例えば東洋水産だ。「同社は21年3月期の純利益予想が過去最高なのに過度に売られている。日持ちする優待内容と合わせ、投資妙味がある」とみる。

優待券の使用期限への意識が高まる

コロナ禍でわっけさんの優待ライフも激変した。従来主力としていた居酒屋などの外食系優待が使いにくくなったからだ。「コロナ禍が小休止していた夏頃に、オフ会でNATTY SWANKYなどの優待券は活用したが、さすがに感染拡大が深刻になってからは難しくなった」

「コロナ禍は優待期限の重要性を見直すきっかけになった」とも明かす。緊急事態宣言で店舗が休業に入る中、優待券を使う機会自体がなくなったためだ。「第一興商では優待期限の延長発表が遅かったため、優待が紙切れにならないか不安だった」とも。従来は優待期間が6カ月でも特に気にしていなかったが、この経験を受け1年は必要と思うようになったという。

コロナ禍で評価が上がった優待もある。その一つがQUOカードだ。「使用期限がなくどこでも使えることの便利さは改めて感じた」。カゴメなどの食品系優待も、「テレワークで在宅機会が増える中、独身の身にはありがたかった」という。

非常食を優待品とする銘柄にも注目したいという。おかゆなどのレトルト非常食を優待品として選べる石井食品はその一つ。「年に1、2回急騰する性質がある低位株で、そこを見計らって売買すれば値上がり益にも期待できるという面で面白い」と話す。

(川路洋助)

[日経マネー2021年3月号の記事を再構成]

日経マネー 2021年3月号 優待&高配当株 2021年の稼ぎ方

著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP (2021/1/21)
価格 : 750円(税込み)
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