【航空大手】高内線、アジア近距離路線に強み。国際線を拡大。
機内販売用にデザインされた山梨県産の「石蔵ワイン」
スターフライヤーと通販大手のジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)は27日、スターフライヤーの機内販売をスマートフォンなどで注文できるようにすると発表した。機内誌も旅やグルメなどの情報誌と通販カタログを一体にした形にする。ジャパネットのBS放送「BSJapanext」の11番組も機内で放映し、乗客の機内での楽しみや購買意欲を高める。
新しい機内誌と番組の放映は3月1日に始める。機内販売システムは3月以降、機内ネットワークの設置許可が下り次第スタートするという。機内販売はスマホのほか、タブレットで機内誌の紹介記事に付いているバーコードを読み取り、買えるようにする。自宅や国内の希望地への配送手続きにも対応する。
機内では全国の銘品とこだわりの酒を取り上げる2つの番組を放映し「移動中でもショッピングを楽しんでいただく需要を掘り起こす」(ジャパネットHDの立石有太郎取締役)考えだ。ジャパネットHDは22年9月、スターフライヤーと資本業務提携して同社株を取得し、ANAホールディングスに次ぐ第2位の株主となっている。