【老舗食品スーパー】兵庫・大阪などで展開。産地連携の生鮮品に力。
関西スーパーマーケットが28日発表した2020年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比74%増の19億円だった。新型コロナウイルス感染拡大による内食需要の増加で生鮮品などの販売が伸び、同期間としては過去最高益となった。好調な業績を反映し、2円の特別配当を実施する。21年3月期の年間配当は18円となる。前期実績と今期の従来予想は16円だった。
売上高にあたる営業収益は5%増の993億円で、営業利益は88%増の26億円だった。在宅で調理をする消費者が増え、青果や精肉の販売が伸びた。食品カテゴリーの売上高は5%増だった。コロナ禍での営業継続に協力した従業員に対し、20年7月と8月に感謝金を支出し人件費は上昇したが、増益を維持した。
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