【重電大手】昇降機など社会インフラ中心。海外原発からは撤退。
3月末に開業するイオンタウン茨木太田のイメージ
イオン子会社で商業施設運営のイオンタウン(千葉市)は24日、大阪府茨木市で「イオンタウン茨木太田」を3月27日に開業すると発表した。核店舗となるダイエーの食品スーパーを含め、専門店51店が入居する。新型コロナウイルスの感染拡大に備え、アプリによる専門店の事前注文やドライブスルー方式の商品受け取りにも対応する。
延べ床面積2万4648平方メートルで、年間530万人の来客を見込む。JR総持寺駅付近の東芝の茨木工場を活用した環境配慮型都市開発「茨木スマートコミュニティー」の一画。イオンタウンの加藤久誠社長は「(開発に参加する)他の事業者とも今後連携し、地域一体で成長できるようにする」と話した。
関西で初めて商品の事前注文ができるアプリを導入する。施設内の専門店で並ばずに商品を購入でき、アプリ上で店内の混雑状況も確認できる。
ダイエーが運営する核店舗の「イオンフードスタイル茨木太田店」でも、ネットスーパーで注文した商品をドライブスルーで受け取れるようにする。同社のネットスーパーの売上高は21年1月時点で前年同月比5割増で、顧客の利便性を高めさらに売り上げ増を目指す。