【高い原発依存度】関西経済界の代表格。原発代替電源確保が課題。
電気やガス以外のサービスを提供、困りごとを解決する
関西電力は1日、同社が電気やガスの使用量・料金情報などを提供する「はぴeみる電」サービスの会員を対象にリフォームやハウスクリーニングなど暮らしに役立つサービスを提供する電子商取引(EC)モールを立ち上げたと発表した。幅広いサービスを提供して他社との差異化を図り、会員獲得につなげたい考えだ。
ECモールには関電を含む22の事業者が参加し、77のサービスを提供。洗濯代行サービスやペットの葬儀など依頼先がわからない生活の困りごとの解決を手助けするほか、小中学生向けのオンラインプログラミング教室のサービスなどもある。
関電と電気やガスを契約しているはぴeみる電の会員数は関西や首都圏で約586万件。利用者はサービスごとに料金を支払う。料金に応じてポイントが得られ、たまったポイントはサービスや電気・ガス料金の支払いに使える。関電はEC出店事業者から手数料を得る仕組みだ。