【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。
トヨタの販売が減少し、全体の水準を引き下げた(北米国際自動車ショー)
【ニューヨーク=堀田隆文】トヨタ自動車など日本車4社が1日発表した1月の米新車販売は約28万6000台で、前年同月比4%減となった。前年実績を下回るのは2022年8月以来、5カ月ぶり。日本車で最大手のトヨタの販売が減少したことが、全体の水準を引き下げた。22年を通じて課題だった半導体の不足は緩和している。
トヨタの販売台数は約13万4000台で、前年同月比15%減となった。減少は5カ月ぶり。北米トヨタは、22年末に販売が好調だった反動で在庫水準が低下し、1月の出荷・販売が鈍ったとしている。半導体の調達状況は改善しているという。
一方、ホンダの販売は約8万4000台で、こちらは14%増だった。半導体不足で生産が停滞し、22年を通じて販売減少が続いてきたが、プラスに転じた。徐々に調達サイクルが回り始めているという。フル生産にはいたっておらず、需要に生産が追いついている状況ではなさそうだ。
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!