【火薬から多角化】医薬、自動車部材、染料、農薬など展開。
ウロキナーゼは1965年にミドリ十字(現田辺三菱製薬)が「世界に先駆けて初めて工業生産を開始した」と「ミドリ十字30年史」にあります。70年には持田製薬が続きました。薬価が高いために新規参入する企業が多く、大塚製薬や日立化成(現昭和電工マテリアルズ)、日本化薬、カネボウ(現クラシエホールディングス)などが得意先になりました。
尿に硫酸アンモニウムを加えて凝集させたウロキナーゼを凍結状態で販売しま…
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