【総合電機】工場向け機器や空調などが稼ぎ頭。品質不正が発覚。
「思い切って育児休暇を取得してみませんか」。清水建設に勤める30代の男性社員は息子が生まれた直後に、所属長からこんな手紙を渡された。文末には井上和幸社長の直筆の署名。時代が昭和なら悪ふざけ、平成でも社交辞令にしか見えない「書類」だが、今は実態を伴っている。社長自らトップダウンで育休取得を推奨した結果、2022年度の男性社員の取得率は7割と20年度の2割弱から大幅に上昇した。
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