【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
中部国際空港
日本航空(JAL)は31日、中部国際空港(愛知県常滑市)と米ハワイ・ホノルルを結ぶ路線の便数を7月14日から週3便に増便すると発表した。同路線では22年8月、週1便の定期便を再開していた。新型コロナウイルス禍による出入国制限の緩和などを受けて需要は堅調に推移しており、便数を増やし夏休みの海外旅行需要に応える。
日本出発便は毎週水、金、土の週3便、ホノルル出発便は火、木、金(いずれも現地出発日)の週3便を運航する。使用する機材は米ボーイングの中型旅客機「787-8」と「787-9」の2機種。787-9には「プレミアムエコノミークラス」を設けており、増便に先行して3月30日から毎週金曜の日本出発便(ホノルル木曜日出発便)で同機材を使う。
出入国制限緩和を受け日本人や外国人の観光需要をターゲットにして国際線を増やす動きが目立っている。格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションも中部―台北路線の就航を検討している。
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