【ゴム、合成樹脂】トヨタ系。エアバッグや内外装部品で海外にも攻勢。
豊田合成は23日、本社(愛知県清須市)、いなべ工場(三重県いなべ市)、みよし物流センター(愛知県みよし市)の3拠点で使う電力を全て再生可能エネルギー由来に切り替えたと発表した。自社の太陽光や風力発電設備を整えたほか、電力会社からの購入電力を再エネを活用した「グリーン電力」に切り替えた。
4月1日から3拠点での電力消費における二酸化炭素(CO2)排出量をゼロにした。生産や設備の技術開発を進め、省エネにも取り組んできた。3拠点全体でCO2排出量は年間3363トン削減できるという。豊田合成は2050年までにCO2の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を掲げており、25年度までにCO2排出量を15年度比で25%削減するとしている。