【めん類・和食店チェーン】中部が地盤で郊外中心に展開。
「和食麺処サガミ」を展開するサガミホールディングスが、相模女子大学、石田缶詰(静岡県焼津市)と共同開発した「名古屋コーチン味噌煮」がこのほど、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「宇宙日本食」として認証を取得した。今春から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する予定の宇宙飛行士、星出彰彦さんに提供される見通し。
サガミHDが開発した宇宙日本食「名古屋コーチン味噌煮」
製造は石田缶詰が担う。サガミが提供したそばがらを飼料の一部として育てた名古屋コーチンや、八丁みそを使用。常温でもおいしく食べられるよう味の濃さや歯応えを工夫したという。3月からサガミの店舗でも販売を始める。販売価格は300~500円の間で検討中という。