【産業大口の自家発電比率高い】石炭火力発電所運営に強み。
北海道電力グループで送配電事業を担う北海道電力ネットワーク(札幌市)は8日、再生可能エネルギー事業者に発電の一時停止を求める「出力制御」を実施したと発表した。出力制御は同社グループにとって初めて。
8日は好天で太陽光発電量が増えた一方、企業などが休みのため電力需要が伸びなかった。電力の需給バランスが崩れ、大規模停電につながりかねないとして踏み切った。時間帯は午後0時30分~2時の間で、最大19万キロワットを制御した。国内では4月以降、四国電力や東北電力、中国電力が既に手がけている。