【通信事業最大手】持ち株会社。傘下に東西地域会社やドコモなど。
NTTが次世代通信インフラの構築に向けて動き始める。超高速の「6G」で世界に勝負を挑むために、かつての唯我独尊的な姿勢を変えようと模索する。背景にあるのが、モバイル時代を先取りしながら世界標準となるチャンスを自ら逃した約20年前の失敗の教訓だ。リターンマッチに向けて選んだのが、最大のライバルとの「禁断の握手」だった。
NTTが温めてきた次世代通信の「IOWN(アイオン)」構想。これまでは2030…
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