【名門商社】三井グループの中核。金属資源、化学などに強い。海外収益に厚み。
東和銀行は二酸化炭素排出量の可視化支援を手掛ける企業と業務提携した(前橋市の東和銀行本店)
東和銀行は三井物産の子会社で二酸化炭素(CO2)排出量の可視化支援を手掛けるe-dash(東京・千代田)と業務提携したと発表した。経営課題として脱炭素を掲げる取引先企業が増えているのに対応し、CO2排出量の削減を後押しする。
提携は5月30日付。e-dashは電気代やガス代などの請求書をもとに企業のCO2排出量を可視化し、報告書を作成したり、削減の提案をしたりするサービスを展開している。東和銀が取引先企業をe-dashに紹介し、サービス利用につながった場合は同社から手数料を受け取る。
東和銀は3月に「サステナビリティ基本方針」と「サステナビリティに配慮した投融資の基本方針」を制定。取引先企業の脱炭素化の後押しをすることなどを定めている。