【国内最大の鉄道会社】JR7社のリーダー格。関連事業を強化。
JR水郡線で茨城県北から運んだしゃも弁当なども人気を集めていた(水戸駅、14日)
茨城県を中心とする鉄道・バス会社などが一堂に会し、鉄道開業150年記念のグッズ販売会がJR水戸駅のイベントスペースで開かれた。JR東日本水戸支社(水戸市)が水戸ステーション開発(同市)、ジェイアールバス関東(東京・江東)と共催。千葉県や福島県の鉄道会社や模型メーカーも「相乗り」し、多くの鉄道ファンを集めた。
銚子電鉄は人気商品「ぬれ煎餅」「まずい棒」を販売した(水戸駅、14日)
販売会は14、15日の土日に開いた。JR常磐線などのバスタオルやクリアファイルに加え、鹿島臨海鉄道(茨城県大洗町)やひたちなか海浜鉄道(同県ひたちなか市)など地方鉄道各社のグッズを販売。高速バスで事前に運んだ銚子電鉄(千葉県銚子市)の人気商品「ぬれ煎餅」「まずい棒」も人気を集めていた。
販売会ではJR水郡線で当日に常陸大子駅(茨城県大子町)から輸送した、しゃも弁当やアップルパイも販売。鉄道模型の販売と運転体験を楽しむ家族客も目立った。
しゃも弁当を購入した同県笠間市の37歳男性は「鉄道好きの子供と来た。新型コロナウイルス禍で中止が続いたイベントが再開されてうれしい」と笑顔。JR東日本水戸支社の担当者は「地域の方に鉄道の魅力にふれていただくとともに、我々が元気にやっている姿を発信するきっかけになれば」と話した。