【国内最大の鉄道会社】JR7社のリーダー格。関連事業を強化。
大宮駅構内でウェルカムボードが披露された(16日、さいたま市)
JR東日本大宮支社(さいたま市)は大宮駅(同市)が開業した3月16日を「おおみや鉄道の日」と定めた。食、遊、学をテーマにして、大宮エリアの活性化を図る。イベントは毎年継続的に開いていく予定で、「鉄道のまち」として魅力を高めていく。
同日、駅の新しいシンボルとして「てつまちウェルカムボード」を披露した。ボードの南側の面で鉄道にゆかりのある駅周辺をスポットを紹介し、北面は鉄道と大宮の歴史を掲載。記念式典で緑川清士大宮駅長は「『鉄道のまち大宮』の1つのシンボルとしてこれから広げていきたい」と話した。
3月はイベントを相次ぎ開催している。旧大宮工場(現大宮総合車両センター)で働く職員が昼食に食べていたことが発祥とされるスパゲッティ「大宮ナポリタン」の提供店を巡るスタンプラリーでは、31日までに店で大宮ナポリタンを食べてスタンプを2つ集めると、抽選でカタログギフトなどが当たる。
ガチャタマを回すために列ができた
駅西口の商業施設「アルシェ大宮」のヒット作「大宮ガチャタマ」とコラボして、鉄道ネタ10種類をカプセルトイにした。1万個限定で16日から、アルシェ大宮などで一回300円で販売している。
他にも大宮駅オリジナルの「駅スタンプ帳」を販売したり、鉄道カードを配ったりしている。同日、駅構内のショップ前に鉄道カードとガチャタマを目当てに集まった50人が列を作った。
オリジナルスタンプ帳は1時間で約400冊売れた
ウェルカムボードに加え、新幹線「E5系」のグランクラス座席も展示した。16日限定で着座体験も提供した。