【ベンチャーキャピタル大手】企業再生も。証券事業も収益の柱。
SBIと大光銀行が資本・業務提携する
新潟県地盤の大光銀行は12日、日本経済新聞が報道したSBIホールディングスが大光銀に出資することについて「12日開催の取締役会に付議する」と発表した。SBIは大光銀の発行済み株式の数%を取得する見通しで、IT(情報技術)などを駆使した高度な金融機能を出資先の地銀に提供する「地銀連合構想」に弾みをつける。大光銀もSBIに数億円を出資する方向で最終調整している。
SBIにとって大光銀は9行目の資本・業務提携先となる。SBIはこれまでも大光銀行に対してリースや証券などの一部業務を支援してきたが、今回は出資を通じて関係を大幅に強化する。2021年12月に買収した新生銀行のノウハウも生かし、地域再生などで協力する方針だ。