【茨城・栃木地銀1位】常陽銀行と足利銀行を傘下に持ち南関東に攻勢。
めぶきFGは4年ぶりに食の商談会をリアル開催した(2日、宇都宮市)
めぶきフィナンシャルグループ(FG)は2日、宇都宮市内で食品関連の事業者を集めた商談会を開いた。新型コロナウイルス禍以降、オンライン開催に変更したため、メーカーやバイヤーが会場に集まるのは4年ぶり。ブースでは各社が試食品を用意して自慢の品を紹介、場内はたこ焼きやワインなどのおいしそうな香りに包まれた。
ブースを設けて参加したのは119社で、ほかに予約商談会を約150件行った。フードロス削減に関するサービスを手がける事業者も出展。めぶきFGの秋野哲也社長(常陽銀行頭取)は「めぶきFGもフードロス削減や脱炭素を支援するソリューション(解決策)を提供していきたい」とあいさつした。
清水和幸副社長(足利銀行頭取)は「価格が上がるなか、バイヤーは特徴や値ごろ感のある商品を探してる」といい、「単なる価格転嫁ではなく付加価値を高めた新しい商品を開発することが重要」と話した。
イベントにはバイヤーなど約1000人が来場した。