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28日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続落した。終値は前週末比0.25ポイント(0.02%)安い1161.87だった。国内外で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかっておらず相場の重荷となった。
市場では「10月以降、海外投資家の売りで株価の調整が続くなか、損を抱えた国内の個人投資家が買い持ち高を減らす動きが出ているようだ」(国内証券)との声が聞かれた。アンジェスやそーせいなどの医薬品株の下落が目立った。ラクスやフリー、JMDCなどの時価総額の大きい銘柄も売られた。一方で、JIGSAWやJTOWER、BASEが上昇した。
日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比5円19銭(0.14%)安い3676円65銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で748億円、売買高は1億546万株だった。マクドナルドやワークマン、ハーモニックが上昇した。半面、出前館やウエストHD、高度紙は下落した。
東証マザーズ市場にきょう新規上場したクリングルは10時34分に公開価格を48%上回る1480円で初値を付けた。終値は初値を277円(18.7%)下回る1203円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕