27日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比10.99ポイント(1.54%)安い700.45だった。前日の米株式相場が下落した流れを受け安く始まった。景気減速が懸念される中国で、27日の香港株式相場が下げ渋ったため、国内の新興市場も下げ幅を縮小した。
松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「大型連休を控え、空売りをしている投資家の動きも限られた」との見方を示した。
東証グロース市場では、ウェルスナビやAppierが下落した。一方、セルソースやバンクオブイが上昇した。
27日に東証グロース市場に新規上場したストレジ王は、初値を0.9%上回る763円で取引を終えた。午前に公開価格(660円)を14.5%上回る756円で初値を付けた。同日に東証グロース市場に新規上場したモイは公開価格(470円)を上回る902円で初値を付け、終値は1028円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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