【GISソフト開発】地理情報配信サービスなどにも事業展開。
24日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比12円78銭(0.35%)高い3671円47銭だった。米ファイザーが米政府と追加の供給契約を結びワクチンが普及するとの期待から投資家心理が改善し、新興市場の景気敏感株には買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で511億円、売買高は1億999万株だった。出前館やドーン、フェローテクが上昇した。半面、マクドナルドやアサカ理研、CAICAは下落した。
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比14.71ポイント(1.28%)高い1167.49だった。医療機関向けの求人事業で業務提携すると発表したMRTや、「サービス登録者数がコロナ禍前から約2割伸びた」との最高経営責任者(CEO)の発言が伝わったビザスクには買いが入った。一方、BASEやAIins、エヌピーシーが下落した。
新興市場全体の売買代金ランキング上位にはウェルスナビやヤプリなど12月以降の新規株式公開(IPO)銘柄が目立つ。市場では「年末とあって市場参加者が少なく相場の方向感が出にくいが、IPO銘柄の需給環境は良好だ」(国内証券の情報担当者)との声が聞かれた。
24日にジャスダック市場に新規上場したグローバルIは初値である2580円を上回って取引を終えた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)である初値比500円(19.4%)高の3080円だった。
24日に東証マザーズ市場に新規上場した東京通信は初値の2484円を下回って取引を終えた。終値は初値比243円(9.8%)安の2241円だった。
23日にマザーズ市場に上場したエネチェンジは上場2日目のきょう売買が成立し、初値(2400円)を上回って取引を終えた。終値は初値比282円(11.8%)高の2682円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
18件中 1 - 18件