【ハンバーガーチェーン】業界最大手。FC店中心の体制に。
15日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比9.85ポイント(0.82%)高い1217.39だった。東証1部への市場変更を発表した名刺管理ソフト大手のSansanは、好決算も相まって買いが集中した。Sansan単独で指数を6ポイント超押し上げた。
もっとも、米国の長期金利が上昇基調にあることから、市場では「金利の低位安定を前提に買いを入れていた新興市場の高成長銘柄の一角に売りが出ている」(ネット証券の情報担当者)との声があった。指数は前日比で下げに転じる場面もある。
20年6~11月期決算を発表したUUUMには業績改善を評価した買いが入ったほか、メルカリやJIGSAWも上昇した。一方、エヌピーシーやAIinsが下落したほか、マネフォは21年11月期の最終赤字が市場の予想よりも大きくなるとの見通しを示し、売りに押された。
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比5円61銭(0.15%)安い3778円99銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で389億円、売買高は8533万株。ウエストHDやフェローテク、高度紙が下落した。半面、不二精機や旭化学、マクドナルドは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕