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29日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、大引けは前日比134円99銭(0.48%)安の2万8027円84銭だった。前日の米ハイテク株安が重荷となり、半導体や電子部品関連が売られた。下げ幅は260円を超え、節目の2万8000円を下回る場面があった。ただ、売り一巡後は29日の中国・香港株高や米株価指数先物の上昇を好感した買いが株価指数先物に入り、相場全体を下支えした。
28日の米株式市場では米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の生産調整が伝わったことで、同社株が売られた。東京市場ではアップルに電子部品を供給する村田製やアルプスアルなどに売りが出た。米連邦準備理事会(FRB)の高官から金融引き締めに積極的な「タカ派」寄りの発言が相次いだことも投資家のリスク回避姿勢につながった。
日経平均は前場中ごろから底堅く推移した。前日に急落した中国・香港株式相場が大幅反発で始まると、株価指数先物に短期筋が買いを入れた。新型コロナウイルスの感染拡大を封じ込める中国の「ゼロコロナ」政策の抗議活動に対する過度な懸念がやや後退した。
中国当局が日本時間の29日16時から新型コロナの防疫措置に関して記者会見を開くと発表したが、内容を見極めたいとして相場の地合いに与える影響は限られた。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は前日比11.34ポイント(0.57%)安の1992.97と、1週間ぶりに節目の2000を下回った。
東証プライムの売買代金は概算で2兆7238億円、売買高は11億5665万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1246。値上がりは509、変わらずは80銘柄だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やダイキンが下落した。東電HDや関西電は安い。エーザイの下げが目立った。一方、ファストリや資生堂が上昇した。三井不と住友不も上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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