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24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、前週末比66円11銭(0.24%)高の2万7588円37銭で終えた。昨年来安値(2万7013円)に近づく場面では、主力銘柄に値ごろ感からの買いが入り、相場を押し上げた。日本時間24日の取引で米株価指数先物が高く推移し、日本株の買い安心感につながった面もある。上げ幅は100円を超える場面があった。
川崎汽や郵船など海運株が午後に上げ幅を広げた。前週に大きく下げていたとあって、見直し買いが入った。銀行株の上昇も目立った。値がさの半導体関連銘柄の一部も朝安後に上昇に転じており、指数を押し上げた。
日経平均は昨年夏以降、2万7000円台前半では主力銘柄に値ごろ感からの買いが入り、底入れしてきた。足元でも、先行きの業績見通しから割安感が強まる水準にあり一段と売り込む動きは限られるとの見方が出ていた。
朝方は前週末の米株式相場の下落を受け、運用リスクを回避したい投資家の売りが先行し、安く始まっていた。日経平均の下げ幅は300円を超える場面があった。
JPX日経インデックス400は反発した。東証株価指数(TOPIX)も反発し、終値は前週末比2.69ポイント(0.14%)高の1929.87で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6447億円。売買高は10億8096万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1527と、全体の約7割を占めた。値下がりは582、変わらずは75銘柄だった。
東エレクやアドテストが上昇。みずほFGや三菱UFJが買われ、エムスリーやエーザイも高かった。一方、ソフトバンクグループやリクルート、大和、ホンダは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕