【航空大手】国内線、アジア近距離路線に強み。国際線を拡大。
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比220円ほど安い2万8800円台半ばで推移している。薄商いのなか、材料難で様子見ムードが広がる。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を巡る不透明感が重荷だとの見方がある半面、米株などと比べた出遅れ感を支えに200日移動平均(2万8831円、28日時点)近辺では押し目買いが入って下値を支えている。
市場では「31日に中国の購買担当者景気指数(PMI)発表が予定されている。内容次第では東京市場が年末年始の休場中に海外相場が大きく変動するリスクがあり、持ち高調整の売りが出ている」(国内シンクタンク)との声が聞かれた。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2751億円、売買高は5億3303万株だった。
キーエンスが安い。スクリンも売られている。一方で商船三井、川崎汽が堅調。ANAHDは午後に一段高となっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕