【業界2番手】預り資産重視。手数料ビジネスからの脱却急ぐ。
29日後場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は前日比300円ほど安い2万6700円台半ばと引き続き安値圏で推移している。景気敏感株に売りが出やすく、トヨタや日産自の自動車株は一段安となっている。
30日には5月の米個人所得・個人消費支出(PCE)の発表を控える。重要な経済指標の公表を控えて持ち高をここから一段とは傾けにくいとの見方がある半面、「すでに市場はPCE物価指数の高い伸びを見込んでいるため、発表後は(材料出尽くしで)相場の戻りが期待できる」(東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト)との声も聞かれた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆8843億円、売買高は8億4855万株だった。
東エレクや村田製、大和が安い。半面、東電HDや京王、エーザイが買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕