【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段と下げ渋り、前日比470円ほど安い2万6400円台半ばで推移している。米株価指数先物が日本時間19日午後の取引で下げ幅を縮め、上昇に転じる場面もある。日経平均先物にも短期筋の買いが入って、指数を下支えしている。後場はじりじりと下げ幅を縮小する展開となっている。
このところ、米株式市場は東京市場に比べ相場のボラティリティー(変動率)の高い状態が続いている。市場では「日本株の持ち高を翌日まで持ち越しにくく、短期売買を手掛ける投資家の買い戻しが入っている」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)との声があった。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1398億円、売買高は8億9387万株だった。
郵船や川崎汽など海運株が安い。ファナックや信越化は下げ幅を縮めている。半面、神戸鋼や三菱重は一段高。東ガスやコナミHDも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕