【海運業界リーダー】総合海運会社。陸上、航空サービスも展開。
28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を一段と広げ、前日比380円ほど高い2万6700円台後半で推移している。外国為替市場では円売り・ドル買いの動きが一服したものの、主力株には断続的な買いが入っている。日本の連休を前に売り方の買い戻しも入りやすく、相場を押し上げている。上げ幅は400円を超える場面があった。
日銀は大規模な金融緩和策を維持することを決め、長期国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる「指し値オペ(公開市場操作)」を毎営業日行うと声明文に明記した。「日銀が金融緩和政策を維持したことで、日本は財政・金融政策の余地があることが改めて確認できたことをポジティブに受け止めた」(セゾン投信の瀬下哲雄マルチマネージャー運用部長)との指摘があった。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆2024億円、売買高は8億9120万株だった。
午後に決算を発表したジェイテクトは上げ幅を拡大。アドテストや浜ゴム、トヨタも一段高。旭化成やAGC、三菱ケミHDも高い。一方、任天堂や日立建機、住友大阪が下落。郵船など海運株も売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕