【製薬大手】自社開発の主力2品が業績けん引。海外収益化で先行。
6日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前週末比320円ほど高い2万8200円台半ばで推移している。海外の短期筋による先物買いが断続的に入る半面、上値では利益確定や戻り待ちの売りが出ている。
米株式相場の持ち直しが足元の日本株相場の支援材料だが、「米国の金融政策に対する見方はいまだ流動的で、日経平均もここから軽快に上値を試す展開にはなりにくい」(ソニーフィナンシャルグループの渡辺浩志シニアエコノミスト)との声も聞かれる。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9142億円、売買高は7億6046万株だった。
東エレクやソフトバンクグループ(SBG)、信越化が買われている。半面、住友ファーマやエーザイ、INPEXが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕