【高い原発依存度】関西経済界の代表格。原発代替電源確保が課題。
6日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前日比790円ほど安い2万8500円台半ばで推移している。米株価指数先物が日本時間6日午後の取引で下落するなか、短期筋が日経平均先物に売りを出し、指数を押し下げている。幅広い銘柄に売りが出ており、東証1部では9割近い銘柄が下落している。下げ幅は一時800円を超えた。
テクニカル面では、中長期の移動平均線を一気に下回り、25日移動平均(2万8550円、5日時点)を挟んで一進一退の展開となっている。みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジストは「短期筋の売りに対して、長期投資家の押し目買いが支えになっているのではないか」とみていた。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆1738億円、売買高は8億4894万株だった。
テルモは一段安で8%超下げている。ファストリや第一三共、京成も下げている。一方、JFEや関西電、ふくおかFGは上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕