【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比130円ほど高い2万7400円台前半で堅調な推移となっている。上げ幅はやや縮めたものの、景気敏感株の上昇が目立っている。
東証株価指数(TOPIX)も小幅高で推移する。業種別TOPIXでは銀行業が下落する一方、他の32業種が上昇している。鉄鋼や海運業などの業種別指数は午後に上げ幅を広げている。
市場の一部では野村アセットマネジメントが設定し、きょう当初設定額が公表となる単位型の投資信託「(早期償還条項付)リオープン・ジャパン2301」に注目が集まっている。1000億円程度の資金が集まったとの声も聞かれ、「参考ポートフォリオで示されている日産自やパナHDの値動きはこのところ堅調だ」(外資系証券トレーダー)との声もある。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7830億円、売買高は6億9285万株だった。
大日印が一段と上げ幅を広げた。川崎汽や日野自も上昇している。半面、日電産やアドテスト、エムスリーが軟調に推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!