【名門商社】三井グループの中核。金属資源、化学などに強い。海外収益に厚み。
24日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高い水準での小動き。前営業日比300円ほど高い2万8400円台で動意の乏しい展開が続いている。米国の利上げペースの減速に期待した買いは朝方で一巡し、その後は短期的な過熱感を意識した売りが上値を抑えている。24日は米市場が感謝祭の祝日で休場となるため、海外投資家の動きが鈍くなっている面もあるようだ。
みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「ドル建て日経平均が24日に一時205.19ドルまで上昇して200日移動線(22日は206.32ドル)に接近したことで、一部の外国人投資家が利益確定売りを出し始めている」と話していた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆4132億円、売買高は9億4329万株だった。
三井住友FG、東京海上、三菱商、キーエンスが高い。三井物や三菱商など商社株も買われている。半面、トヨタやSUBARUなど自動車株や第一三共が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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