【複写機大手】写真関連から撤退し、複写機、光学部品に集中。
4日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安値圏で小動きで、前日比280円ほど安い2万8300円台半ばで推移している。追加の売買材料が乏しいなか、グロース(成長)株などへの利益確定売りが続いている。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ととらえられかねない自身の発言を巡り、14時から記者会見を開いている。市場では「仮に辞任となれば、無観客も含め五輪開催が危うくなるとの見方から、相場の重荷になる可能性もある」(国内証券)と会見内容を注視する声が聞かれた。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆478億円、売買高は9億9982万株だった。
花王が大幅安となっているほか、ZHDやエムスリー、アドテスト、太陽誘電など売られている。半面、ソニーやアルプスアルが大幅上昇。コニカミノルやニコン、デンソーや京セラも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕