【時計大手】電子部品、工作機械、情報機器も展開。事業持ち株会社制。
12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は安値圏で小動き。前営業日比100円ほど安い2万9400円台後半で推移している。中国本土や香港などアジア市場の多くが休みとなるなか、追加の売買材料が乏しく値動きが限られている。午後に決算発表した東芝は材料出尽くしの売りにやや押されている。
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の辞任問題で、後任に取り沙汰されていた川淵三郎日本サッカー協会元会長が一転して受諾しないと報じられたが、相場の反応は限られた。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆1417億円、売買高は9億5765万株だった。
東電HDが売られているほか、郵船や商船三井が大幅に下落。旭化成やクラレ、IHIや住友重も安い。一方、トヨタやデンソーが高い。シチズンやリコーも上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕