【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
31日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比260円ほど高い2万8040円近辺で推移している。東証は上場企業に対し、資本コストや市場の評価を意識した経営をするよう要請する案を示した。株価引き上げのための具体的な対策が発表されるとの期待から、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る企業を中心に上昇している。
神戸鋼や三菱UFJなどの上げが目立つ。30日付の日本経済新聞電子版が「総還元性向を引き上げる検討を始めた」と報じた三井物は7%超上昇してPBR1倍を超えた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆671億円、売買高は7億9701万株だった。
双日、凸版、Jフロントが高い。鹿島、村田製、トヨタも上昇。半面、郵船、JT、東エレクは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕