【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、前日比130円程度安い2万7700円台前半で推移している。前引けにかけて軟調となる場面が増えたことで、上値の重さが意識されて先物への売りが膨らんだ。値がさ株の下落が指数を下押ししている。
市場では「節目の2万8000円が視野に入ったところで上値の重さが意識されやすい。米株式相場が楽観に傾きすぎているとの警戒も重荷だろう」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一運用戦略部チーフ・ストラテジスト)との声があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約200億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9871億円、売買高は7億3099万株だった。
GSユアサや任天堂が引き続き安い。ダイキンやファストリ、オリンパスが下落している。一方、川崎汽は上げ幅を広げた。太陽誘電や古河電、楽天グループが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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