【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
7日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げ、前日比390円程度高い2万6500円前後で推移している。米株価指数先物が日本時間7日の取引で上昇に転じ、日経平均先物にも買いが入り、指数を押し上げた。上げ幅は一時400円を超えた。
投資家の間で米景気悪化や国内の新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒は根強い。目新しい取引の材料が少ないなか、米株価指数の堅調な動きを追い風に日本株にも短期筋の買いが入った。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約43億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6237億円、売買高は7億739万株だった。
ファナックやトヨタは後場に上げ幅を拡大。イオンやZHD、ブリヂストン、ソニーGも上昇している。一方、JフロントやINPEX、JR東海、任天堂は下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕