【総合重機2位】陸海空に展開。航空宇宙、中大型二輪車に強み。
7日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比470円程度高の2万7500円台前半と、きょうの高値圏で推移している。米国で大統領、上下院の多数派を民主党が占める「トリプルブルー」が実現する見通しとなり、インフラ投資など経済対策による景気回復への期待が高まった。バリュー(割安)株への物色が進んでいる。
日本時間昼ごろの米株価指数先物の相場が午前に引き続き堅調に推移していることも支えとなっている。米国ではトランプ大統領の支持者が米議会に侵入して死者が出たと伝わるなど混乱が続くが、市場関係者からは「市場ではバイデン次期政権の運営に支障を来す混乱だとは受け止めておらず、材料視されていない」(外資系証券会社)との声があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約600億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6096億円、売買高は8億4867万株だった。
日立造、IHI、川重が高い。信越化、東エレク、アドテストも買われている。一方、ソフトバンクグループ(SBG)、資生堂、ZHDが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕