【国内大手生保】最古の相互会社から株式会社に転換した。株主数国内最多。
16日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は引き続き安い水準での推移。前引け水準(2万6974円39銭)からやや下げ幅を広げ、前日比300円あまり安い2万6900円近辺で推移している。欧米発の金融システム不安が重荷となり、投資家のリスク回避に伴う売りが続いている。アジア株式相場が総じて軟調なことや、円相場が対ドルや対ユーロでやや強含んでいることも重荷だ。
市場では「先行き不透明感から、内外投資家が日本株の持ち高を下げる動きが強い」(国内証券トレーダー)との声が出ていた。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約147億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1470億円、売買高は10億2449万株だった。
第一生命HDは午後に下げ幅を広げた。T&DやJFE、住友鉱も引き続き安い。半面、ZHDやサイバー、HOYAが上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕