【時計大手】電子部品、工作機械、情報機器も展開。事業持ち株会社制。
5日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前場終値付近である、前日比380円程度高い2万8700円台前半で推移している。米景気の先行き改善期待などを背景にした相場が続いている。
取引時間中としては1月下旬以来の水準まで上げている。前場では高値警戒感を指摘する声が市場から聞かれた。ただ、「相次ぐ決算発表で業績の好調さが伝わっている。次週も続く決算発表で業績改善がさらに確認できれば、一段と上昇する可能性がある」(国内証券)と強気の声もあった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約227億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7220億円、売買高は8億6617万株だった。
2021年3月期業績見通しの上方修正をきっかけに前日に大きく上昇したソニーは5日も続伸し、後場に入ってなお上げ幅を広げている。テルモやシチズンが高い。半面、OKIやデンカが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕