【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
24日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比60円程度安い2万7300円台半ばと、小安い水準での一進一退となっている。外国為替市場での円高・ドル安傾向を受けた売りが散発的に出ている一方、期末に向けた配当取り狙いの買いが相場を下支えしている。週末を控えて持ち高を一方向に傾けにくい雰囲気が広がっており、方向感が出にくくなっている。
市場では「米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止観測もあるなか、先行きの相場は下値不安よりも上値余地が意識される」(東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト)との見方があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約36億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4204億円、売買高は5億6499万株だった。
DOWAや日立造、テルモが下落している。半面、川崎汽や信越化、HOYAが上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕