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23日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比50円程度安の2万7400円台前半まで下げ渋る場面があった。足元では70円程度安で推移している。日本時間23日昼ごろの取引でダウ工業株30種平均の先物「Eミニ・ダウ先物」の6月物が一時150ドル超上昇した。ダウ平均は前日の米株式市場で500ドル超下落して終えたとあって、米株価指数先物の上昇で東京市場でも投資家に買い安心感が広がっている。
米連邦準備理事会(FRB)は22日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の0.25%引き上げを決定したが、早期利上げ打ち止めの期待が強まり、同日の債券市場では金融政策の影響を受けやすい米2年物国債利回りが低下していた。市場では「今回のFOMCの受け止めがまだ消化し切れていない。23日の米株式相場の動きを見極めたいと東京市場では手控え姿勢の投資家も多いのではないか」(大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジスト)との指摘があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約1015億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3774億円、売買高は5億7872万株だった。
エーザイ、武田が安い。コナミGが売られている。一方、リクルートは上げ幅を拡大。スクリンが買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕