【複写機大手】写真関連から撤退し、複写機、光学部品に集中。
22日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小し、前週末比180円程度高い3万0200円近辺で推移している。日本時間午前は上昇していた米株価指数先物が下落に転じたことで、短期筋などが日経平均先物にも利益確定売りを出した。一時、日経平均の前週末比の上げ幅は70円近くまで縮まる場面があった。
市場からは「あすは日本が祝日で手じまいの売りが出やすいことに加え、今週のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の内容を確認したいとの思惑もあるようだ」(国内運用会社のファンドマネジャー)との見方があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約300億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4245億円、売買高は7億2953万株だった。
個別ではJR東海、ANAHDが高い。三菱UFJ、第一生命HD、ブリヂストン、豊田織も買われている。一方、花王、ユニチャーム、協和キリン、コニカミノルなどは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕