【海運大手3社の一角】自動車運搬船のほか、資源を輸送するばら積み船に強い。
11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前週末比190円程度安い2万8200円台後半で推移している。米金融政策の正常化が想定以上に早く進むことを警戒した売りが断続的に出ている。一方、11日午後の米株価指数先物が堅調に推移しており、下値では買いも入っている。岸田文雄首相が午前に新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を前倒しする方針を示したことについて、前向きな評価も聞かれる。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約280億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7148億円、売買高は7億82万株だった。
キーエンスや資生堂、川崎汽などが売られている。半面、SOMPOや大和、新生銀などが上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕