【ユニクロ展開】05年11月から持ち株会社体制。海外アパレルも展開。
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比107円74銭(0.39%)高の2万7625円99銭で前場を終えた。3月期決算企業の権利付き最終日とあって、配当や株主優待の権利取りを意識した買いが入った。日経平均への寄与度が高いソフトバンクグループ(SBG)が大幅高となったことも支えになった。
前日の米株式市場で中国電子商取引(EC)大手アリババ集団の預託証券(ADR)が急伸。同社に出資するSBGには運用収益改善を期待した買いが入り、1銘柄で午前の日経平均を50円ほど押し上げた。外国為替市場で円相場が円安・ドル高に振れたのも支援材料になり、日経平均は午前のなかごろにかけて上げ幅を拡大した。
前日の米株式市場で主要指数が下落したことは上値を抑えた。日経平均は朝方に下げに転じる場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆2843億円、売買高は5億2868万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1492と、全体の約8割を占めた。値下がりは284銘柄、変わらずは58銘柄だった。
ファストリが上昇した。日本製鉄やOLCも高い。一方、三菱UFJや海運株はさえない。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕