【国内大手生保】最古の相互会社から株式会社に転換した。株主数国内最多。
18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比163円18銭(0.62%)高の2万6301円86銭だった。米ハイテク株の堅調推移を受けて、東京市場でも値がさのハイテク株を物色する動きが支えとなった。上げ幅は一時200円に接近したが、日銀の金融政策決定会合の結果公表を控えて上値は重かった。
休場明け17日の米株式市場ではナスダック総合株価指数が7日続伸し、東京市場でも半導体関連株など値がさハイテク株が堅調に推移した。食品や医薬品といった相対的に景気の影響を受けにくい内需・ディフェンシブ株も買いが優勢だった。
買い一巡後は伸び悩んだ。日銀は昼ごろに金融政策決定会合の結果を公表するとみられていた。2022年12月の前回会合では市場の予想を覆して金融緩和策を修正し、大幅安につながった。結果を見極めたい市場参加者は多く、積極的に上値を追う雰囲気は乏しかった。金融緩和策の修正以降に買いが目立っていた銀行株の一角には売りが出た。
日銀は前引け後に金融政策決定会合の結果を公表した。金融緩和政策を維持する内容で、日経平均先物3月物が上げ幅を拡大し一時2万6900円台を付けた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前日比6.98ポイント(0.37%)高の1909.87だった。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆2070億円、売買高は5億435万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1073と、全体の約6割を占めた。値下がりは642銘柄、変わらずは120銘柄だった。
アドテストやサイバー、ネクソンが上昇した。コナミGやバンナムHDが買われた。一方で第一生命HDや三菱UFJは下落した。マツダやホンダも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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