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東証前引け 続伸、一時300円高 値上がり銘柄は45%にとどまる

2022/8/15 11:57 (2022/8/15 12:04更新)
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15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末比283円92銭(0.99%)高の2万8830円90銭で終えた。前週末に米株式相場が上昇した流れを受け、東京市場でもグロース(成長)株を中心に買いが入った。中国の緩和的な政策姿勢で中国経済が下支えされるとの思惑も日本株の支援材料となり、日経平均の上げ幅は300円を超える場面があった。

前週末の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。インフレの高進に一服感が出てきたことから、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの観測が強まった。米長期金利の上昇も一服したとあって、東京市場ではグロース株の上昇が目立った。

15日午前には中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行に1年間の資金を融通する中期貸出ファシリティ(MLF)の金利を前回実施分に比べ0.1%引き下げた。緩和的な金融政策で中国経済を下支えするとの思惑から、日本株に買いが入った面がある。11時すぎには7月の中国の小売売上高や工業生産高などが発表されたものの、日本株の反応は限られた。

日経平均は取引時間中として1月6日以来の高値となる2万8800円台半ばまで上昇する場面があった。短期的な過熱感も意識されやすく、主力銘柄の一部には売りが出た。市場では「このところ商いを伴って上昇しており、日本株の底堅さが出てきた」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー)との見方もあった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前週末比10.04ポイント(0.51%)高の1983.22だった。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆4188億円、売買高は5億3303万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は819と、全体の45%ほどにとどまった。値下がりは939、変わらずは77だった。

第一三共は15%高。ソフトバンクグループトレンドTDKが上昇。ファストリダイキン東エレクも買われた。一方、リクルートNTTデータが下落。川崎汽日野自NXHDも売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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