【たばこ国内製造独占】海外たばこが成長。食品・医薬も展開。
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比186円56銭(0.67%)高の2万8141円41銭で終えた。11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米利上げ長期化への過度の警戒が和らいだ。13日の米株式相場が上昇した流れを受け、日本株も買いが優勢だった。上げ幅は一時200円を超え、取引時間中としてはおよそ2週間ぶりの高値を付けた。
米CPIを受け、14日の台湾や韓国などアジア株式相場もおおむね堅調に推移した。ただ、日本時間15日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えており、日経平均は伸び悩む場面も目立った。
米国のインフレピークアウト観測が強まったことで米金利が低下し、金融株の一角はさえなかった。外為市場で円相場が1ドル=135円台まで上昇したため、輸出関連株も積極的に買う雰囲気に乏しかった。
東証株価指数(TOPIX)は上昇した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆3045億円、売買高は5億687万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1142、値下がりは579、変わらずは114だった。
東レが7%超上げた。東エレク、信越化、ダイキンが高い。一方、オリンパス、資生堂、JTが下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!