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1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比58円88銭(0.21%)高の2万7646円34銭となった。前日の米株安が心理的な重荷となった一方、香港市場でハイテク銘柄などが大きく上昇すると日経平均先物に散発的な買いが入った。現物株にも買いが波及し、相場を押し上げた。
主要企業の決算発表が本格化するなか、個別株の物色が目立った。通期の業績見通しや年間配当を引き上げたJTのほか、業績見通しを上方修正したコマツに買いが入った。一方、4~9月期の業績が市場予想に届かなかった京セラが大幅安となった。
市場では「業績を材料視した個別株の売り買いが多いが、相場全体は短期目線の投資家の動きに左右されている」(国内証券)との見方が出ていた。日経平均はマイナス圏で推移する場面もあった。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6276億円、売買高は6億3187万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は881、値下がりは862、変わらずは92銘柄だった。
NTNが大幅上昇した。三菱商や丸紅など商社株の一角が高い。SUBARUや日野自も上げた。半面、NECや村田製が売りに押された。川崎汽など海運株も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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