【プラント建設大手】独立系。石油精製が主力。国内にも展開。
19日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比80円程度安い3万0150円近辺で推移している。週前半の上昇スピードが速かったこともあって、週末が近づくなか利益確定目的の売りが優勢。ファナックやファストリが下げに寄与している。ただ下値では買いも入っている。
朝方に一時3万円台を割り込んだものの、その後は下げ渋り、3万円台で推移している。市場からは「企業の決算発表も終わり業績の新情報が途絶えるなか、売買の手掛かり材料に乏しい」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との声があり、積極的な売買を手掛けにくいムードもある。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7592億円、売買高は3億7668万株だった。
シャープやOKIなど電気機器の一角が軟調。日揮HD、IHIも安い。一方、アドテストや東エレク、スクリンなど半導体関連株の一角が堅調。日産化、コニカミノルが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕